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お腹痛い(腹痛)

こんな腹痛はありませんか?

  • 数日にわたって続いている
  • 少しずつ痛みが強くなっていく
  • 空腹時や食後に腹痛が起こる
  • 腹痛が強くなったり、弱くなったりを繰り返す
  • 腹部を圧迫すると強い痛みが現れる
  • 腹痛に伴って下痢が起こる
  • 腹痛に伴って熱が出る
  • 腹痛に伴って吐き気や嘔吐が生じる
  • 腹痛に伴って吐血や血便が生じる
  • 突然、激しい腹痛に襲われる
  • 耐え難いほど強い腹痛が起こる

腹痛と下痢の関係

腹痛と下痢の関係腹部に突然の痛みを感じ、水分の多い便が出る状態が下痢です。下痢の原因は多岐にわたり、緊張やストレス、過食、食あたり、冷え、ウイルスや細菌の感染、生理周期の変動などが考えられます。これらの要因により、腸の働きや状態に異常が生じ、下痢が引き起こされます。
下痢が起きている場合は、脱水を防ぐためにこまめに水分を補給することが重要です。加えて、胃に優しい食べ物を摂り、胃腸を休ませることや、下痢止め薬を使用することが有効です。しかし、下痢が長引く場合や症状が悪化して血便が見られる場合は、他の病気が潜んでいることも考えられるため、一度当院までご相談ください。

下痢

お腹痛い(腹痛)時の
受診のタイミング

腹痛は誰にでも起こり得る、一般的な症状です。日常生活の中で腹痛を経験したことがない人は少ないでしょう。軽度かつ短期間で治まる腹痛なら、月に数回ある人もいるかもしれません。
しかし、「息苦しさを感じる」「痛みの種類や場所がいつもと違う」「体が熱い」といった異常を感じた場合、単なる腹痛ではなく、深刻な病気が隠れている可能性があります。そうした症状に対して、自己判断で市販薬を使用することは、逆に症状を悪化させる恐れがあります。
異常を感じた場合は、すぐに医師に相談し、診断を受けることが大切です。

腹痛の種類

当院では、日頃よく起こる軽度の腹痛から、より重篤な腹痛まで幅広く対応しています。腹痛でお悩みの方は早めに当院までご相談ください。
腹痛は様々な疾患が原因となりますが、その痛みの内容に応じて以下の3つのタイプに大別されます。

内臓痛

内臓痛は、胃や大腸などの消化器官が収縮や痙攣することで発生します。この痛みは、具体的な部位を特定しにくく、上部や下部などの広い範囲に感じられることが多いです。加えて、内臓痛はしばしば吐き気や悪心、冷や汗、さらには便秘や下痢といった消化器系の不調が現れることがあります。

体性痛

体性痛は、腹膜や横隔膜など、内臓を取り囲む組織の知覚神経が刺激されることによって引き起こされる腹痛です。この痛みは鋭く刺すような感覚で、持続的に続くことが特徴です。痛みの場所ははっきりとしており、歩行や軽い圧力を加えることでさらに強くなることがあります。

関連痛

関連痛は、内臓から発生した痛みの刺激が脊髄神経を通じて伝わり、これが皮膚に痛みとして現れる現象です。この痛みは鋭く、痛みの場所がはっきりとしています。通常、腹部や背中、肩などに感じられることが多いです。

お腹痛い(腹痛)時に
考えられる病気

上腹部の腹痛

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸などの胃の内容物が食道に逆流することで、粘膜に炎症が発生する疾患です。胸痛が主な症状として挙げられますが、空腹時や夜間、早朝などに起こる傾向があります。

逆流性食道炎

胃潰瘍

胃潰瘍とは、胃粘膜が損傷して潰瘍が形成された状態です。痛みや出血などが起こり、進行すると胃に穿孔ができることもあります。痛みはみぞおちから左脇腹にかけて感じられ、空腹時や食後に起こる傾向があります。さらには背中にも痛みを伴うことがあります。

胃潰瘍

慢性胃炎

慢性胃炎は胃粘膜に慢性的な炎症が発生した状態で、ピロリ菌感染が原因となることが多いです。胃の周囲にチクチクとした痛みが現れます。

胃炎

十二指腸潰瘍

胃酸や消化液によって十二指腸粘膜にダメージが加わり、潰瘍が形成された状態です。空腹時や夜間にみぞおち付近に痛みが現れます。

下腹部の腹痛

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、大腸に慢性的な炎症が起こることで、腸内での水分吸収がうまくいかず、下痢を引き起こします。また、炎症がある部位からの出血や、下腹部に痛みが起こることもあります。

潰瘍性大腸炎

クローン病

クローン病は、小腸や大腸を中心に消化管全体に炎症が広がり、びらんや潰瘍が形成される慢性疾患です。左右の下腹部に痛みが現れます。

便秘

便秘は、便の水分が不足して硬くなったり、腸管が狭くなることで排便が困難になったり、排便頻度が減少する状態です。下腹部に膨満感を感じ、痛みを伴うこともあります。

便秘

大腸憩室症

大腸憩室症自体が直接的に症状を引き起こすわけではありませんが、便秘や下痢などの便通異常、また腹痛や膨満感が現れることがあります。憩室に炎症や出血が生じると、下腹部に激しい痛みが現れることがあります。

腸閉塞

腸閉塞は、食べ物や消化液が小腸や大腸内で詰まり、通常、便として排出されるべきものが体外に出なくなる状態です。この状態は「イレウス」とも呼ばれます。痛みは中腹部から腹部全体に広がり、その強さは軽度から非常に強いものまで様々です。

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアは「脱腸」とも呼ばれ、腸や内臓が腹壁を越えて外に飛び出し、足の付け根付近が膨らむ状態を指します。もし飛び出した内臓が戻らない「嵌頓状態」に進行すると、腸閉塞を引き起こし、腹痛を伴うことがあります。

大腸がん

大腸がんは初期にははっきりとした症状が現れませんが、進行に伴って腹痛、便秘や下痢などが起こります。

急性虫垂炎

急性虫垂炎は、一般に「盲腸」として知られる病気です。虫垂に急性の炎症が発生し、突然、右下腹部に激しい痛みが生じます。なお、その原因については明らかになっていません。異物が虫垂を塞ぐことや、暴飲暴食による生活習慣の乱れなどが引き金となることがあるとされています。

お腹痛い(腹痛)時の
検査・診断

胃カメラ検査

胃カメラ(胃内視鏡・上部内視鏡検査)上腹部に痛みが起きている場合、胃カメラ検査を行います。この検査では、食道、胃、十二指腸に痛みの原因があるかどうかを迅速に確認できます。内視鏡スコープを口か鼻、どちらから挿入するかは患者様が選ぶことができます。検査には鎮静剤を使用するため、半分眠ったような状態になり、不快感や苦痛を覚えずに検査を受けられます。もし検査中に異常が見つかった場合、その場で組織を採取し、病理検査に回すことで確定診断を下せます。

胃カメラ検査

大腸カメラ検査

大腸カメラ(大腸内視鏡・下部内視鏡検査)左右の下腹部、側腹部の痛み、周期的な腹痛がある場合、大腸カメラ検査を行います。検査では鎮静剤や鎮痛剤を使用するため、痛みや不快感を覚えずに検査を受けられます。もし検査中に異常が見つかった場合、その場で組織を採取し、病理検査に回すことで確定診断を下せます。また、大腸ポリープが見つかった場合、検査中に切除を行う日帰り手術も可能です。

大腸カメラ検査

腹部レントゲン検査

腹部レントゲン検査では、腸閉塞が原因で腹痛が生じていないか、ガスの状態を確認することで診断を行います。

超音波検査

腹部エコー(超音波)検査超音波検査では、内視鏡検査では確認が難しい、肝臓や胆のう、膵臓などの状態を調べられます。

お腹痛い(腹痛)時は
消化器内科の当院へ

腹痛の原因は多岐にわたり、時には入院や手術を要する疾患が隠れていることもあります。痛みが長引く場合は、無理に我慢せず、消化器内科を受診することが重要です。胃がんや大腸がんといった重大な病気の初期症状のこともあるため、早期に検査を受けることが望ましいです。
腹痛の根本的な原因は診察だけでは明確にならないこともありますが、症状の重篤さや検査が必要かどうかの判断は、腹部の診察によって十分に見極めることが可能です。腹痛に悩まされている方は、お気軽に当院までご相談ください。

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