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大腸カメラ検査

大腸カメラとは

大腸カメラとは大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査)は、カメラが搭載された直径12mmほどの内視鏡スコープを肛門から挿入し、大腸全域の粘膜を直接観察する検査です。大腸粘膜に発生した炎症やただれ、ポリープなどを確認することが可能です。早期大腸がんの発見にも有用で、検査中にがん化リスクのあるポリープが見つかった場合、その場で切除することも可能です。

大腸カメラは辛い?痛みは?

大腸カメラ検査は苦しいというイメージを持たれている方もいるかもしれません、これは、内視鏡スコープの挿入、腸を膨らませるためのガスの送気、過去の腹部手術による腸管の癒着などが原因となります。こうした大腸カメラ検査による苦痛は様々な工夫によって軽減することが可能です。例えば、鎮静剤の使用が挙げられます。ウトウト眠ったような状態で検査を受けられるため、苦痛を最小限に抑えられます。また、内視鏡検査を多数担当してきた医師が在籍する医療機関に相談することも大切です。

大腸カメラをお勧めする症状

  • 腹痛が長引く、強い腹痛が起こる
  • 便秘や下痢になりやすい
  • 血便や黒色便が出た
  • 貧血症状が起きている
  • 体重が急激に減った
  • 便潜血検査にて陽性反応が出た
  • 大腸ポリープが見つかった
  • 過去に大腸がんを患ったことがある
  • 他の検査で大腸の異常が見つかった
  • など

大腸カメラで発見できる病気

当院の大腸カメラ検査の特徴

女性医師による内視鏡検査

女性医師による内視鏡検査大腸カメラ検査は肛門から内視鏡スコープを挿入します。肛門はデリケートな部分なので、女性の患者様は男性医師が担当することに抵抗感を覚えることもあると思います。当院では、これまで多数の内視鏡検査を行ってきた女性医師が担当するため、安心してご相談ください。

⼥性医師による
内視鏡検査

鎮静剤を使用してリラックスした状態で検査

鎮静剤を投与することで、ウトウト眠ったような状態で検査を受けて頂けます。これにより、苦痛や不快感を最小限に抑えられます。医師・スタッフからの呼びかけに応えられる程度には意識が保たれています。なお、鎮静剤を使わないこともできるので、お気軽にご相談ください。

最新鋭の内視鏡システムを導入

準備中

大型モニターで小さな病変も見逃さない工夫

診断や治療の精度を高めるには、モニターの性能が重要です。当院では、高解像度の4K内視鏡モニターを導入し、微細な病変も鮮明に映し出せる環境を整えています。拡大観察にも対応しており、画面の反射や映り込みを抑えることで、角度や位置を柔軟に調整しながら、短時間で高精度な検査が可能です。これにより、患者様の負担を軽減しつつ、より正確な診断と治療を実現しています。

負担の少ない軸保持短縮法

負担の少ない軸保持短縮法大腸カメラ検査では、内視鏡スコープの挿入時に不快感や痛みを覚えることがあります。腸の形状は個人差があり、捻じれや屈曲、癒着などがあります。そのため、できるだけ負担をかけないよう、「軸保持短縮法」という高度な挿入技術が用いられます。当院では、診察で腸の状態や体格、過去の病歴や手術歴を総合的に判断し、最適な挿入法を検討します。

膨満感を抑える炭酸ガスを使用

腸は湾曲しており、無数のヒダやシワがあり、そこに病変が隠れていることもあります。大腸カメラ検査では隠れた病変を見落とさないよう、気体を送気して腸を広げます。一般的には空気が送気されますが、検査後に膨満感が長時間続いてしまうことがあります。当院では、検査後の膨満感を抑えるため、空気よりも吸収率が良い炭酸ガスを送気しています。腸に吸収された炭酸ガスは二酸化炭素に変化し、呼吸によって体外に排出されるため、膨満感が残ることはありません。

検査中に発見した大腸ポリープはその場で切除が可能

検査中に発見した大腸ポリープはその場で切除が可能大腸ポリープは良性腫瘍の一種ですが、取り除かずに放っておくとがん化することがあります。そのため、当院では検査中にポリープが見つかった場合、切除が必要なケースではその場で切除する日帰り手術を行っています。事前の食事制限や下剤の服用が必要なく、後日改めてお越し頂くこともありません。なお、ポリープの数や大きさ次第では切除に入院が必要なこともあります。この場合、連携先の高度医療機関をご案内します。

大腸ポリープ切除

院内で下剤の服用が可能、トイレ付き個室をご用意

院内で下剤の服用が可能、トイレ付き個室をご用意当院では、患者様のプライバシーに配慮し、大腸カメラ検査前に待機して頂く専用の個室を設けています。内視鏡検査を受ける方のみが利用できるため、他の患者様との接触による気遣いを減らし、安心して検査に臨めます。

院内下剤

胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日検査が可能

当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査の同日検査を行っています。1日のうちに両方の検査を受けられるため、来院回数や事前の食事制限などの負担を減らせます。特に普段仕事や家事などで忙しい方にはお勧めです。なお、同日検査の可否は医師が判断するため、場合によっては行えないこともあります。希望される方は、一度当院までご相談ください。

土曜日も検査対応

当院では、平日多忙な方でも大腸カメラ検査を受けて頂けるよう、土曜日も大腸カメラ検査を実施しています。お気軽にご相談ください。

大腸カメラ検査の流れ
(前日の食事は?)

1予約・事前診察

大腸カメラ検査では、事前診察が必ず必要です。WEBから仮予約を取られる場合、検査予定日の1週間前までに事前診察を受けてください。

2検査前日・食事

検査前日の夕食は夜9時までに済ませましょう。なお、繊維質が豊富な食品(わかめ、ひじき、こんにゃく、きのこ類など)や、種子の多い果実類(キウイやイチゴなど)は、検査前日から食べないようにお気を付けください。また、なるべく飲酒も避けましょう。水やいつも飲んでいるお薬は、飲んで頂いて大丈夫です。

3検査当日

検査当日は食事を控えた状態でお越しください。また、喫煙も検査の結果に影響するため、お控えください。検査では基本的に鎮静剤を使用するため、ご帰宅の際は効果が残っている可能性があります。そのため、ご自身での自転車やバイク、車の運転は控え、公共交通機関の利用あるいは送迎でお越しください。下剤をご自宅で服用する場合、医師の指示を守って飲みましょう。

4来院

ご来院後、腸の動きを抑えるお薬を注射します。検査に鎮静剤を用いる場合、この時点で使用します。
※下剤を院内で飲まれる場合、事前にご案内した時間にお越しください。

5検査

検査時は身体の左側を下にして横になって頂きます。検査自体は15~30分程度で終了します。検査中にポリープが見つかった場合、医師の判断によって切除や組織採取を実施します。

6検査終了後

検査後、医師が結果を説明します。鎮静剤を使った場合、検査後にリカバリースペースにて30分~1時間ほど休憩してから結果説明となります。組織を採取した場合、病理検査の結果が出るまでに2〜3週間ほどかかるため、後日お越し頂きます。

大腸カメラ検査後の注意点

大腸カメラ検査後は、以下の点にご注意ください。詳しくは検査前にご説明します。

  • 飲食は検査後1時間程度経過してから摂って頂けます。
  • 検査当日はご自身での運転、激しい運動はお控えください。
  • 検査当日は入浴を控え、シャワー浴程度に留めましょう。
  • 検査が終わってから気になる症状が現れた場合、すぐに当院までご連絡ください。

大腸カメラ検査の費用

  1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 約2,500円 約7,500円
大腸カメラ検査+組織採取(生検) 約3,000~7,000円 約10,000~18,000円
日帰り大腸ポリープ切除 約9,000~12,000円 約27,000~36,000円

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