浜松市で内科は当院へ
当院は浜松市のほか、周辺の磐田市、袋井市、愛知県湖西市、豊橋市に在住の方もお越し頂けます。当院の内科診療では、風邪やインフルエンザなどの感染症、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患まで多岐にわたる疾患の診療を日本総合内科専門医が担当します。また、健康診断や各種検診、予防接種なども行っています。
何かお悩みの症状がある、どの診療科に受診すべきか悩んでいる場合、一度「あいざわ循環器内科・消化器内科・肛門クリニック」までご相談ください。
内科でよくある症状
内科でよくある疾患
インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因となる感染症です。ウイルスの感染後、1~5日ほどの潜伏期間を経て発症に至ります。高熱(38℃以上)、強い倦怠感、関節痛などの症状が急激に起こりますが、1週間ほどで解消することが多いです。なお、重症化した場合、脳炎や肺炎、心不全などの重大な合併症を引き起こすことがあります。
インフルエンザウイルスは感染リスクが高い特徴があります。特に子どもや高齢者、持病をお持ちの方など免疫力が弱い方は重症化リスクが高いため、感染を防ぐためにも予防接種を受けましょう。インフルエンザは毎年12月から3月にかけて流行するため、流行前の11月中に予防接種を受けておくことが望ましいです。予防接種を受けても発症することがありますが、重症化を防ぐことが可能です。
高血圧
血圧は血管を押す力を指します。最も高い血圧を「収縮期血圧」と呼び、最も低い血圧を「拡張期血圧」と呼びます。高血圧は持続的に血圧が高い状態で、収縮期血圧と拡張期血圧のいずれか一方が正常値より高い状態、あるいは両方が高い状態を指します。
高血圧の状態では血管壁に大きな力が加わるため、慢性化すると動脈硬化の進行を招き、心筋梗塞や脳卒中などの重大な疾患に繋がる恐れがあります。これらの疾患は自覚症状が乏しい状態で進行することがあるため、早期発見・早期治療が欠かせません。生活習慣の改善と適切な治療により、血圧を正常な状態に維持しましょう。
糖尿病
糖尿病は、膵臓で分泌されるインスリンの分泌量が減る、あるいは作用が低下することで起こる疾患です。インスリンはブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源として活用する働きがありますが、糖尿病を発症すると血中のブドウ糖の量が過剰となり、高血糖状態になります。高血糖状態が慢性化すると、動脈硬化の進行を招き、脳卒中や心筋梗塞の発症に繋がります。また、全身の毛細血管にダメージを与えることで、足の切断や失明、腎不全など重大な合併症を発症する可能性もあります。糖尿病は完治させることはできませんが、早期発見・早期治療により症状の軽減、生活の質向上が期待できます。
脂質異常症(高脂血症)
血中には、善玉(HDL)コレステロール、悪玉(LDL)コレステロール、中性脂肪などの脂質が存在します。脂質異常症は、悪玉コレステロールや中性脂肪が基準値より高い状態、もしくは余分な脂肪を回収する善玉コレステロールが基準値よりも少ない状態となる疾患です。この状態が慢性化した場合、血中に過剰な脂質が溜まり、血管の狭窄・閉塞を招く恐れがあります。脂質異常症は自覚症状が乏しく、気づいた頃には脳卒中や心筋梗塞を発症している可能性もあります。健康診断などで脂質の数値が異常を示した場合、なるべく早めに当院までご相談ください。
高尿酸血症(痛風)
高尿酸血症とは、血中の尿酸値が持続的に高い状態となる疾患です。自覚症状が乏しい傾向があり、血中の過剰な尿酸が針状の結晶となって関節や膀胱、尿管などに溜まり、炎症が発生して激しい痛みが現れます。この炎症発作を「痛風」と言います。また、尿路結石などができることもあります。なお、尿酸値が高くとも痛風が起きないこともありますが、腎臓疾患のリスクが高まるため、早期治療が大切です。
尿酸はプリン体によって作られるため、プリン体を豊富に含む食品を避けることが予防となります。
治療の目的は尿酸値を下げることですが、尿酸値が正常になっても結晶が溶けるまでには時間がかかるため、医師の指示に従って治療を続けましょう。